プロレス界において、「極悪女王」として知られているダンプ松本さん。
リング上では、極悪な悪役レスラーを演じていましたが、実は非常に優しい人柄の持ち主だと言われています。
ダンプ松本さんは、なぜ「いい人」だと評価されているのでしょうか?
とっても気になりますよね。
そこで今回は、
ダンプ松本がいい人と言われる3つの理由!
について詳しく見ていきたいと思います。
それでは、早速本題に入っていきましょう!
ダンプ松本がいい人と言われる3つの理由!
ダンプ松本さんは、1980年代にプロレス界にデビューし、その独特なキャラクターと試合スタイルで瞬く間に注目を集めました。
リング上では極悪な悪役を完璧に演じるため、プライベートでもファンとの交流を断ち切るほどのプロフェッショナルでした。
近所の人からのサイン要求も断り、悪役としての一貫性を保ち続けました。
しかし、そんな彼女の本当の人柄は、実はとても優しく、思いやりのある性格だったようです。
以下、ダンプ松本さんがいい人と言われる理由について見ていきたいと思います。
家族への深い愛情
ダンプ松本さんがいい人と言われる一つ目の理由は、家族への深い愛情です。
特に母親への思いは強く、苦労する母親を楽にさせたいという思いからプロレスラーを目指したそうです。
デビュー5年後には、母親に新築一軒家をプレゼントするなど、親孝行な一面を見せています。
現在も、87歳の母親の面倒を妹と交代で見ているそうです。
また、長年憎んでいた父親との関係修復も印象的です。
父親が入院した際、それまでの憎しみの感情が消え、和解を果たしたそうです。
晩年は、父親と初めて二人きりで写真を撮るなど、家族との絆を大切にする姿勢を見せています。
後輩への思いやり
二つ目の理由は、後輩たちへの深い思いやりです。
ダンプ松本さんは、自身が新人時代に受けた壮絶ないじめの経験から、後輩たちに同じような苦しみを味わわせたくないという強い信念を持っていました。
その思いは、1987年春の出来事で特によく表れています。
ブル中野さんや北斗晶さんらが先輩からのいじめに耐えかねて集団脱走したことがありました。
その時に、ダンプ松本さんは「おかえり。心配しなくても大丈夫だからね」と優しく声をかけたそうです。
極悪同盟の五箇条
三つ目の理由は、ダンプ松本さんが後輩たちを守るために作った「極悪同盟の五箇条」です。
その五箇条とは、以下の通りです。
・仲間の悪口を言わない
・陰口を言わない
・ナイショ話をしない
・告げ口をしない
・待たせる人より待つ人になる
この五箇条には、メンバーの多くがいじめを経験した過去を持っていたため、お互いを大切にする意図が込められているそうです。
特に、ナイショ話については、後輩が「自分の悪口を言われているのでは?」と不安になることへの配慮があったと言われています。
また、ダンプ松本さんは告げ口を最も嫌い、それをした仲間は厳しく叱っていたそうです。
陰口に関しては、問題が起きた際は必ず両者の話を聞いて解決を図るなど、公平な立場で後輩たちを導いていました。
さらに、ブル中野さんとの心温まるエピソードも残っています。
方向性の違いで二人がギクシャクしていた時期に、新幹線で隣り合わせたことがありました。
その時に、ダンプ松本さんは寝たふりをしていたブル中野さんに、そっと上着をかけてあげるという思いやりのある行動を見せたそうです。
まとめ
今回は、ダンプ松本さんがいい人と言われる理由についてお伝えしてきました。
ダンプ松本さんは、母親への深い愛情を持ち、父親との和解も果たすなど、家族思いの一面を持っていました。
また、自身の経験から後輩たちを守るために「極悪同盟の五箇条」を作り、後輩への思いやりを持って接していたことがわかりました。
リング上では「極悪女王」として知られたダンプ松本さんですが、その実像は家族思いで後輩の面倒見が良く、プロフェッショナルとしての信念を持った素晴らしい人物だったようですね。
それでは、ありがとうございました!
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